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Outlook Express のアドレス帳をバックアップした時に、「名」「姓」の項目を選択していなかった場合の対処方法

公開日: : 最終更新日:2015/04/23 ■データ移行

■ 概要 ■

前回記載したように、Outlook Express のアドレス帳データを CSV 形式でバックアップした場合、初期状態だと「名」と「姓」の項目にチェックが入っていないため移行されません。

そのような場合、元の PC が稼働するのなら、あらためてバックアップを取り直すのが一番早いです。また、その際には Outlook Express 独自の形式である、「wab 形式」でバックアップしなおすことをお勧めします。

なぜなら、wab 形式の場合、Outlook Express で作成した、グループをそのまま移行できるからです。CSV 形式の場合は、グループが移行されないため、Outlook 2007 側に移行後にあらためて「配布リスト」を作成なければなりません。

なお、いずれの場合もサブフォルダは移行されませんので、再作成が必要です。

一方、元の PC がもう稼働しない場合は、バックアップデータをなんとかするしかありません。一番確実なのは、移行後に一人一人、名前と姓を打ち直すことですが、人数が多い場合かなりの手間になります。

そのため、完全ではありませんが、簡単な方法で近い形にできる方法を記載してみます。


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■ 編集方法の流れ ■

1. csv ファイルを Excel で開きます。以下のように、「名」と「姓」の項目がないはずです。

OL_csv_import_03



2. 列を2つ追加し、「A」に「名」、「B」に「姓」の項目を作成します。(今回の手順では、どちらかの項目だけでも問題ありません)

OL_csv_import_04



3. 「C」列の「表示名」の項目は通常移行されているはずですので、その項目をすべて選択して、コピーをします。

OL_csv_import_05



4. 「表示名」をコピーした内容を、「名」か「姓」のいずれかに貼り付けます。ここでは英語名のため「名」に貼り付けていますが、日本語なら「姓」のほうがいいでしょう。

OL_csv_import_06



5. 左上の Office ボタンをクリックし、[ 名前を付けて保存 ] にマウスを合わせ、[ その他の形式 ] を選択します。

OL_csv_import_07



6. デスクトップを選択し、念のため元のファイル名と異なるファイル名にして保存します。(ここでは「address2」とします)

OL_csv_import_08



7. 確認画面が表示されますので、そのまま [ はい ] をクリックします。

OL_csv_import_09



8. さらに、[ はい ] をクリックして保存します。

OL_csv_import_10



9. デスクトップに保存されました。

OL_csv_import_11



10. 念のため、エンコードに問題がないか確認します。エンコードに問題があると、移行後に項目がきちんと反映しません。

CSV ファイルを右クリックして、 [ プログラムから開く ] – [ メモ帳 ] の順にクリックします。

OL_csv_import_12



11. メモ帳でファイルが表示されます。

下の画像を見て分かるように、CSV は基本的にテキストファイルです。各項目がカンマで区切られているため、Excel でもきちんと表形式で表示されるわけです。

OL_csv_import_13



12. [ ファイル ] – [ 名前を付けて保存 ] をクリックします。

OL_csv_import_14



13. 「文字コード」の項目を確認します。「ANSI」になっていれば、そのままで問題ありませんが、「UTF-8」になっている場合は、「ANSI」に変更して、保存しなおします。

OL_csv_import_15



14. 上書き保存をするかの確認画面が表示されますので、 [ OK ] をクリックしますが、必要に応じて他のファイル名に変更するなどして別途保存します。

OL_csv_import_16



15. Outlook 2007 を開いて、 [ ファイル ] – [ インポートとエクスポート ] をクリックします。

OL_csv_import_17



16. [ 他のプログラムからのインポート ] を選択して、[ 次へ ] をクリックします。

OL_csv_import_18



17. [ テキストファイル(Windows、カンマ区切り)] を選択して、[ 次へ ] をクリックします。

OL_csv_import_19



18. [ 参照 ] をクリックします。

OL_csv_import_20



19. デスクトップなどを選択して、該当の CSV ファイルを選び、[ OK ] をクリックします。

OL_csv_import_21



20. 「インポートするファイル」の欄に該当のパスが入力されたのを確認したら、下のオプションを任意で選び、[ 次へ ] をクリックします。

OL_csv_import_22



21. 「インポート先のフォルダ」は「連絡先」を選択して、[ 次へ ] をクリックします。

OL_csv_import_23



22. 「以下の処理を実行します」の下のチェックボックスにチェックが入っていることを確認し、念のため、右の [ フィールドの一致 ] をクリックします。

OL_csv_import_27



23. 左の移行元の項目と右の移行先の項目が一致しているか確認して、[ OK ] をクリックします。

基本的には自動的に項目が選択されるので問題ありません。なお、「名」と「姓」などは、右の「名前」の「+」をクリックすると表示されます。

OL_csv_import_28



24. [ 完了 ] をクリックします。

OL_csv_import_29



25. 移行画面が表示されます。

OL_csv_import_30



26. 移行が完了したら連絡先を表示して、移行ができているか確認します。一見した限りでは、名も姓も移行されているように見えますが・・・

OL_csv_import_31



27. 実際に移行された連絡先を表示してみると、以下のように「名」のところにフルネームが描かれていて、「姓」には何も書かれていないような状態になります。

OL_csv_import_32



28. ちなみに、アドレス帳では以下のような表示になります。パッと見では、姓名が入力されているように見えます。

OL_csv_import_33



以上で、 Outlook Express のアドレス帳のデータの移行が完了しましたが、上記の画像でわかるとおり、実際には「名」か「姓」のどちらかにしか記載がありません。

ただ、すべてをコピーするか打ち直すという手間を考えると、とりあえず何とかなるレベルではないかと思います。

あとは、以下の作業を行って、以前と同じ状態に戻します。

 ・アドレス帳がフォルダ分けされていた場合は、連絡先にフォルダを新たに作成し、アイテムを振り分ける。
  また、グループは [ 新規作成 ] – [ 配布リスト ] を選択して、再作成する。

 
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