Windows 8 Release Preview に Office をインストールしてみた
公開日:
:
最終更新日:2015/04/24
■Update
概要
2012/05/31 に Windows 8 Release Preview (プレリリース) 版がリリースされました。
先月、正式に Windows 8 が本年中に発売されることが発表されましたが、今回はそのプレリリース版です。
この Release Preview は、前回の Consumer Preview 同様 64 bit 版と 32 bit 版が用意されています。
前回の Consumer Preview についても Office のインストールを試してみましたが、今回も動作を確認してみました。
前回の記事はこちら。
インストール状況
とりあえず、以下の組み合わせでインストールをしてみましたが、いずれも正常にインストールが行えました。
32 bit 版 OS + Office 2007 の 32 bit版 と Office 2010 の 32 bit 版
64 bit 版 OS + Office 2007 の 32 bit版 と Office 2010 の 32 bit 版
64 bit 版 OS + Office 2010 の 64 bit 版
製品の起動
Windows 8 は、従来の Windows とはがらっと変わって、”Metro UI” という独自のインターフェースが導入されています。
※後日 “Modern UI” に変わりました。
メインのホーム画面は、メインとなるアプリやその配置が前回と若干変わっているようですが、ほぼ変化ありません。
そして、新たにインストールされたアプリケーションは、ホーム画面の右側に追加されていく点も変わりありません。
Metro UI の画面以外にも従来のデスクトップの画面が残されており、この Metro UI に対応していないアプリケーションの場合は、従来のデスクトップ画面で起動します。
Excel や Word、Outlook も正常に起動し、基本的な操作に関しては動作も問題はなさそうでした。
競合は解消されたか?
前回、通常は発生しない Outlook の複数バージョンの共存(競合)が発生しましたが、今回のバージョンでは問題なく、単独のバージョンのみ残る形に修正されました。
問題のアンインストールは?
前回 Consumer Preview では Office 製品がアンインストールできなかった旨を報告しましたが、今回は無事コントロールパネルからアンインストールが完了しました。
まあ、さすがにプレリリース版でアンインストールできなければ、ちょっとアレですよね・・・
なお、Office 製品が正常にアンインストールできない場合のために、Microsoft が Fix it という自動プログラムを用意しているのですが、こちらは前回同様実行できませんでした。これは OS に依存するところなので仕方ないのでしょうか。
ただ、Fix it は色々な問題に対処できるものが用意されており、どうやら基本となるプログラム自体は全く同じものを流用しているようなので(UIや復元ポイントを作る動作など)、この Fix it が利用できないということは、他の Fix it もWin 8 では動作しないのかもしれません。
参考までに、表示されるエラーは以下の通りです。
ご使用のオペレーティング システムまたはアプリケーションのバージョンには、この Microsoft Fix it は適用されません。
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