[OL2010] Outlook 2010 のアイテム表示領域を最大化し、Outlook Express の画面構成に近づける方法

Outlook 2010 画面最大化 ■表示関連

概要

Windows XP のサポートが終了してしばらく経ちますが、XP 以前で利用していた Outlook Express に長らく親しんできた方も多いと思います。

そのため、現在も Outlook 2010 の画面を Outlook Express と同じようにしたいという方も意外に多いです。

また、ノート PC などを利用されていて、メールの表示部分(アイテム表示領域)をできるだけ大きくしたいという方もいます。

今回は Outlook 2010 の画面を Outlook Express の画面構成に近づけ、アイテム表示領域を大きくするように設定を変更する方法をご紹介します。


対象製品

Outlook 2010


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Outlook 2010 の画面構成の変更方法

閲覧ウインドウの変更

Outlook 2010 と Outlook Express の一番の違いは、メールが表示される位置です。

Outlook Express の場合、初期状態ではメールの件名等の一覧が上部に、下部にメールの本文が表示されるようになっています。

対して、Outlook 2010 の場合は、真ん中のアイテム表示領域の左側にメールの一覧、右側にメールの本文が表示されます。

Outlook 2010 画面最大化

Outlook 2010 も同様の画面構成に変更することができますので、その手順を記載します。



1. 上部のリボンから [表示] タブをクリックします。

Outlook 2010 画面最大化

2. 右側の [レイアウト] グループ中の [閲覧ウィンドウ] をクリックし、[下] をクリックします。

Outlook 2010 画面最大化

3. 以下のように画面が変更されます。

Outlook 2010 画面最大化

4. さらに、メール一覧と本文の間にカーソルを合わせると、アイコンが上下の矢印に変化するので、その状態で上下にドラッグすると、メールの一覧や本文の領域を大きくすることができます。

Outlook 2010 画面最大化

なお、残念ながら、Outlook 2010 では、以下のメールヘッダーの表示部分(メールの件名・送信元・送信日時・送信先が表示された部分)の大きさを変更することはできません。

Outlook 2010 画面最大化

5. また、閲覧ウィンドウを [オフ] にすると、メールの一覧のみ表示させ、本文を表示しないように設定することもできます。

Outlook 2010 画面最大化

Outlook 2010 画面最大化

この設定でメールの本文を見たい場合は、メールの件名部分をダブルクリックすることで、新たにウィンドウが開いて、本文を見ることができます。


ナビゲーションウィンドウを最小化する

画面の左側にある、メールのフォルダ一覧と各アイテム(メール / 予定表 / 連絡先 / タスク 等)の部分を最小化することもできます。



1. ナビゲーションウィンドウ部分の上部にある、左向きの「<」をクリックします。

Outlook 2010 画面最大化

2. ナビゲーションウィンドウが最小化されました。

Outlook 2010 画面最大化

3. 最小化した場合は、「フォルダー」と書かれている部分をクリックすることで、フォルダの一覧を一時的に表示することができます。
(他の部分をクリックすると、また最小化されます)

また、ナビゲーションウィンドウ部分の上部にある、右向きの「>」をクリックすることで元に戻せます。

Outlook 2010 画面最大化

4. 同様に [表示] タブ内の [ナビゲーションウィンドウ] から [最小化] をクリックすることでも同じように変更ができます。

Outlook 2010 画面最大化

ただ、[オフ] を選択するとナビゲーションウィンドウは完全に消え、再度 [表示] タブ内の [ナビゲーションウィンドウ] から [標準] を選択しないとフォルダの一覧を確認できないため、オフにはしないほうが無難だと思います。


To Do バーを最小化する

画面の右側には、カレンダーやタスクを表示している「To Do バー」というものがあります。

こちらも同様に表示を最小化したり、消したりできます。



1. To Do バーの上部にある、右向きの「>」をクリックします。

Outlook 2010 画面最大化

2. To Do バーが最小化されました。

Outlook 2010 画面最大化

3. 最小化した場合は、予定表のマークやタスクのフラグマークが書かれている部分をクリックすることで、To Do バーを一時的に表示することができます。
(他の部分をクリックすると、また最小化されます)

また、To Do バーの上部にある、左向きの「<」をクリックすることで元に戻せます。

Outlook 2010 画面最大化

4. 同様に [表示] タブ内の [To Do バー] から [最小化] をクリックすることでも同じように変更ができます。

Outlook 2010 画面最大化

こちらも [オフ] を選択するとTo Do バーは完全に消え、再度 [表示] タブ内の [ナビゲーションウィンドウ] から [標準] を選択しないと To Do バーを確認できなくなります。


リボンを最小化する

使い勝手がやや悪くなるかもしれませんが、さらに画面の領域を広げたい場合は、上部にあるリボンを最小化することもできます。

Outlook 2010 画面最大化



1. 画面右上のヘルプマーク(「?」マーク)の左にある「∧」マークをクリックします。

Outlook 2010 画面最大化

2. リボンが最小化されました。

Outlook 2010 画面最大化

リボンのタブをクリックすることで、一時的にリボンの内容を表示することができます。
(他の部分をクリックすると、また最小化されます)

3. また、タブ(どのタブでもOK)をダブルクリックすることでも、リボンの最大化と最小化と切り替えることができます。

Outlook 2010 画面最大化



以上をすべて変更すると、以下のようにメールの画面を最大化することができます。

Outlook 2010 画面最大化

<初期状態の画面>
Outlook 2010 画面最大化

見比べるとかなりアイテム表示領域の大きさが広がっていることがわかりますね。

なお、最下部にあるステータスバー(アイテム数やズームなどが表示されている部分)は非表示にすることはできません。


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