Windows 8 の “メール” アプリ<アカウントの詳細設定編>

Win8RTM_mailE05_2 Windows 8 "メール" アプリ

概要

Windows 7 から OS にプリインストールされたメーラーはなくなりましたが、Windows 8 には “メール” という “アプリ” が搭載されています。

以前、Windows 8 Release Preview の “メール” アプリについて記載しましたが、Windows 8 RTM では、RP 版とは異なる部分があるため、あらためてこのメールアプリの概要から書いてみたいと思います。

今回は、アカウントの詳細設定を行う方法=「アカウントの詳細設定編」です。

関連記事はこちら。
概要編
セットアップ編
追加アカウント設定編
操作方法編
アカウント削除編

対象製品

Windows 8 の “メール” アプリ


sponsored link


詳細設定で設定可能な項目

“メール” アプリで設定したアカウントは、初期状態では 2週間前までのメールのみが表示され、それ以前のメールは読み込みできません。

それ以前のメールを表示させるには、詳細設定を変更する必要があります。

この詳細設定で変更可能な内容は、アカウントの種類により若干異なりますが、以下のようなものがあります。

各項目で選択可能なのは、以下の通りです。(RP 版より、項目名がわかりやすくなっています)


●アカウント名
 →初期状態では、「@」よりすぐ右のドメイン部分(”@live.jp” は “Live”、”@gmail.com” は “Gmail” “@me.com” は “Me” など)が表示されますが、これを変更できます。

●表示名

●新しい項目をダウンロードする頻度
 ・アイテムの受信時
 ・15分ごと
 ・30分ごと
 ・1時間ごと
 ・手動

●ダウンロードするメールの期間
 ・過去3日間
 ・過去7日間
 ・過去2週間
 ・過去1か月
 ・すべて

●同期するコンテンツ
 ・メール
 ・連絡先
 ・カレンダー

●外部からの画像を自動的にダウンロードする
 ・オン/オフ

●メールの署名を使う
 ・デフォルトでは ”Windows メールから送信” と書かれていますが、これを変更可能

●メールアドレス(グレイアウトして変更不可)

●パスワード
 →サブアカウントはここでパスワードを変更できます(メインアカウントはここでは変更できません。)

●ドメイン

●メールユーザー名

●サーバー名とポート(受信 / 送信)

●サーバーは SSL が必要(受信 / 送信)

●送信サーバーは認証が必要

●メールの送信と受信で同じユーザー名とパスワードを使う

●このアカウントのメール通知を表示する
 オン/オフ

●特別なフォルダー
 ・送信済みアイテム
 ・ごみ箱
 ・迷惑メール
 →各項目を Web メール上のどのフォルダに当てはめるかをプルダウンで選択可能。

●アカウントの削除
 →メインアカウントは、削除すると “メール” アプリ自体利用できなくなるため、「すべてのアカウントの削除」の表示になっています。



アカウントの詳細設定変更手順

1. “メール” アプリ画面を表示した状態でチャームを表示し、[設定] をタップ(クリック)します。

●タッチ操作:画面の右端から真中に向かってスワイプ(エッジスワイプ)
●キーボード操作:[Windows] キー+[C]
●マウス操作:画面の右下か右上の角にマウスを当てる
Win8RTM_mailC02

2. [アカウント] をタップ(クリック)します。
Win8RTM_mailC03

3. 設定変更をしたいアカウント名をタップ(クリック)します。
Win8RTM_mailE04

4. 設定項目が表示されるので、変更したい項目を随時変更します。
(下の画像は、設定変更可能項目が多い、Yahoo! の例)
Win8RTM_mailE05Win8RTM_mailE05_2Win8RTM_mailE05_3

6. 変更が終わったら、チャームの上部にあるアカウント名の横の左向き矢印 「←」 をタップ(クリック)すると、メールの画面に戻り、設定変更が完了します。
Win8RTM_mailE06



次回は「追加アカウント削除方法編」です。

タイトルとURLをコピーしました