概要
Outlook でトラブルが発生した場合や疑問点がある場合、どこに問い合わせたらいいかわからず、PC メーカー、インターネットプロバイダ、Microsoft、などを盥回しになることがあるかもしれません。
それぞれサポートできる範囲というのが決まっているので仕方がないところではあるのですが、サポートを受ける側がその範囲を認識しているかというと、そうではないケースが多いと思います。
また、実際サポート範囲の境界線ぎりぎりだったりして、結局 1 箇所でサポートが受けられないケースもあると思います。
PC 関連のサポート窓口はいずれも電話がつながりにくい傾向があるため、盥回しにされることにより不満がどんどん募っていくと思います。
そのような状況を避けるために、ある程度のサポート範囲を知っておくことはトラブル解消時間を縮めるためには結構重要なことかもしれません。
あくまで大雑把で一般的な内容ではありますが、以下にサポート範囲を書いてみますので、参考にしてください。
インターネットプロバイダー
→基本的に「メール送受信関連」のみ
・起動はできるが、送受信できない(エラーの状況によってはMicrosoft)
・送受信のための設定内容がわからない(特にユーザー名やパスワードが不明の場合)
・メール送受信のための設定をしたい
・サーバー上のメールを削除したい
など
Microsoft
→「Windows が絡むケース」と「メール送受信の設定内容」を除く全般
・Outlook が起動しない
・Outlook Express や Windows メールのデータを Outlook に移行したい
・予定表、連絡先、仕事などメールの送受信以外の内容全般
・他の Office 製品(Word や Excel)との兼ね合いでうまく動作しない
・メール送受信のための設定をしたい(どちらかというとプロバイダのほうがいいと思います)
など
PC メーカー
→基本的にWindows の動作が関係しているケースのみ
・Windows ユーザ間のデータ移行をしたい
・PC 起動時に Outlook を起動したい
・Outlook 利用時に画面がブルーになり、エラーが表示される
・Outlook のデータを Outlook Express や Windows メールに移行したい
など
セキュリティソフトメーカー
→基本的にセキュリティソフトの動作が関係しているケースのみ
・セキュリティソフト導入直後に送受信や起動ができなくなった
・セキュリティソフトのアップグレードやアップデート(更新)を行った後に送受信や起動ができなくなった
など