Outlook のデータを復元(インポート)する方法

■データ移行
OutlookNavi

概要

Outlook のデータを復元(インポート)する場合、バックアップの項目で説明した以下の内容を復元することが可能です。

A. 個人用フォルダファイル(.pst)
(送受信データや連絡先(アドレス帳)のデータなどを含む サブフォルダを作成していた場合もそのまま保存されている)

B. 仕分けルール
(自動の振り分け設定)

C. 迷惑メール関連の設定
(「受信拒否リスト」や「差出人セーフリスト」など)

他にも署名名前の自動入力機能 (オートコンプリート) の設定なども復元可能ですが、ここでは上記3点だけ取り上げます。

なお、Outlook の場合、アカウント設定(送受信の設定)はバックアップからの復元が行えないということになっていますので、あらためて新規で作り直してください。


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対処方法

まず、データファイルの復元方法は以下のとおりです。

◆個人用フォルダファイル(.pst)のインポート
(あらかじめ、復元するファイルをデスクトップに保存しておきます)

1. Outlook を起動します。
2. [ファイル] – [インポートとエクスポート] の順番にクリックします。
3. [他のプログラムまたはファイルからのインポート] をクリックし、[次へ] をクリックします。
4. [インポートするファイルの種類を選択してください] ボックスの一覧の中から、一番下に隠れている [個人用フォルダ ファイル (pst)] をクリックし、[次へ] をクリックします。
5. [参照] をクリックします。
6. 画面左の [デスクトップ] をクリックします。
7. インポートする個人用フォルダファイル(初期状態の場合、「Outlook(.pst)」)をダブルクリックします。
8. 画面が戻ったら、[オプション] の項目を任意で選択し、[次へ] をクリックします。
9. 利用している個人用データファイルが一つのみの場合は、そのまま [完了] をクリックします。
10. メールのインポートが開始されますので、終了したら正常にインポートされたか確認してください。



◆仕分けルールの復元(インポート)
(あらかじめ、復元するファイルをデスクトップに保存しておきます)

1. [ツール] – [仕分けルールと通知] の順番にクリックします。
2. 電子メール アカウントが複数ある場合は、[このフォルダに変更を適用する] ボックスの一覧で、目的の受信トレイをクリックします。
3. [オプション] をクリックします。
4. [ルールをインポート] をクリックします。
5. 画面左の[デスクトップ] をクリックし、「.rwz」という拡張子のバックアップデータをダブルクリックします。
6. ルールがインポートされたことを確認します。
※バックアップした仕分けルールを復元する際には、再度振り分け先のフォルダを指定しなおす必要があるケースがあります。エラーが表示されている場合は、一つ一つ仕分けルールをクリックし、振り分け先のフォルダを指定してください。



◆迷惑メール関連の設定の復元(インポート)
(あらかじめ、復元するファイルをデスクトップに保存しておきます)

1. [ツール] – [オプション] の順にクリックします。
2. [初期設定] タブの [電子メール] で [迷惑メール] をクリックします。
3. [差出人セーフリスト]、[宛先セーフ リスト]、または [受信拒否リスト] タブの中でアドレスなどが保存されているものをクリックします。
4. [ファイルからインポート] をクリックします。
5. 画面左の[デスクトップ] をクリックし、デスクトップ上の該当ファイルをダブルクリックします。
6. メールアドレスがインポートされていることを確認します。

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